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下地処理について

高圧洗浄

塗装工事において最重要ともいえる工程です。
ホームセンターに売られているケルヒャーなどと違い業務用のエンジン式の洗浄機を使い微細な汚れやチョーキングなどを落としていく。
この工程を施工する事によって塗料の付く場所と塗料との間に不純物が無くなり密着が良くなります。
サッシなどの上に積もったホコリも洗う事によって養生をする際にテープも付きやすくなる。
ここで手を抜くと1,2年で塗料の剥がれが生じたりなど不具合がかなり発生してしまう。
ですが、職人の中には水洗いは誰でもできる簡単な作業だと思い込んでいる方がかなり多いです。
早い人だと二階建の洋風住宅屋根と壁の水洗いを半日ほどで終わらせてしまう職人もいますが、まともに洗えば屋根と壁だと6~8時間はかかります。
屋根のコケの具合によっては1日で終わらない事もごく稀にあります。
すぐ終わらせている職 人は手 抜きをしている訳ではなく、ただ知らないだけなので、もしそういう職 人に出 会ったら高 圧 洗 浄の大 切さを教えてあげてほしいです。

下地補修

モルタル壁の場合 1mm以上あるクラックはVカットしてシーリング材を注入する。
それ以下の微細なヘアークラックはシーリング材を増し打ちして馴らしたり微弾性の下塗り材で埋めていく。
ご希望によりましては微細なクラックに関しては低圧エポキシ樹脂の注入を塗装 前に施工させて頂きます。
別途見積りになりますのでご契約時にご相談下さい。
サイディングの場合は繋ぎ目のシーリングを撤去して打ち替えする。
止めてあるクギなどが浮いている部分は打ち直したりするくらいがよくある下地処理の程度です。
激しく劣 化してサイディングが割れたり変 形している場 合は張り替えたり、一 部 補 修したりすると外 観の仕 上がりが変わってくる。
モルタルの場合、極端に割れていたり崩れかけている場合は大工工事から左官工事が必要になりますので、
ここまで劣化してしまう前にメンテナンスのほうされたほうが時間と予算的にも優しくなります。
鉄部の場合はケレンと言ってサビを落とす工程が増えてる。
手で道具を使いサビを落としたり、機械を使いサビを落とすなど、ケレンのグレードが塗る場所や痛み具合、
材料によって異なるので診断してもらい合った工法で処理してもらう事が必要です。