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塗料はドライヤーで上手に加熱乾燥

2017/12/27

 

今回、塗装体験談を寄せてくださった方は、キッチンの棚に対してエイジング塗装を行なった際、複数種類の色の塗装を行なったということなのですが、乾燥にとても時間がかかり苦労をしたということでした。

 

塗装苦労体験談vol.003

  • 【塗装を行った時期】:2016年7月ごろ
  • 【何を作ろうとしたか】:キッチンの棚
  • 【使用した、購入した道具、材料】:SPF材など、カンナ、ヤスリ、好みの色の塗料、サンダー、ステインなど

 

複数種類の色の塗料での塗装を行なった

私がキッチンの棚をヴィンテージ加工しようとした時に苦労した体験談をお話しします。私はキッチンの棚にヴィンテージ加工をして、古めかしいイメージに仕上げたかったので、上記の材料を自分で用意をしてエイジング塗装を行うことにしました。ミントやターコイズ、チャコール、ホワイトなど数種類の色の塗料を用意しました。それぞれの塗料をうまい具合に混ぜて、塗布し乾燥させてという風に繰り返したので、かなり時間がかかりとても苦労をしました。うまく塗るのがとても難しく塗装だけでもかなり重労働でした。

 

塗料はドライヤーで上手に加熱乾燥がおすすめ

外装塗装のワーキングベースのスタッフです。

今回、塗装体験談を寄せてくださった方は、キッチンの棚に対してエイジング塗装を行なった際、複数種類の色の塗装を行なったということなのですが、乾燥にとても時間がかかり苦労をしたということでした。

前回の記事でもご説明しましたが、エイジング塗装とは、ペンキや小道具を使用してサビや傷などの経年変化を表現する方法で、昨今のオシャレカフェやショップなどでよく見られる塗装方法です。

こちらの方は、自然乾燥でDIYを行なったのでしょうか? たまに聞かれることなのですが、塗料は自然乾燥がいいのか、それとも加熱乾燥がいいのか? という質問。これについては、結論、上手に加熱乾燥をするのがおすすめです。しかし、加熱乾燥にはメリットとデメリットがあります。

 

加熱乾燥のメリット

メリットとしては、塗料の溶剤を素早く蒸発させることができ、素材の亀裂や変形を防止させることができます。自然乾燥にすると、塗料の溶剤が素材に浸透をしてしまい、後々の劣化に繋がってしまいますので、素早く乾燥させるメリットはあると言えます。

 

加熱乾燥のデメリット

一方デメリットとしては、厚塗りをした場合、加熱乾燥をすると、外観が汚くなってしまうということがあります。これは、厚塗りをした場合、表面が先に乾いてしまい、内側から溶剤が蒸発しようとした際に、泡などが生まれ、表面が汚くなってしまうのです。またドライヤーなどで乾燥をさせた場合、風紋などができてしまう可能性もあります。

なので、塗料は薄塗りをして、加熱乾燥をする。これを繰り返すというのがベストだと思います。ぜひ試してみてください!

 

岡山、倉敷でリフォーム・外装塗装ならワーキングベース

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私たちは、これまで旧屋号の小野塗装として2002年からの約16年間、建築塗装、橋梁塗装など岡山、倉敷で様々な大手建築会社、塗装会社の専属としてやってまいりました。屋号を改めたのは、ある物件のリノベーション工事で良い仕事をする他業種の仲間と出会うことができたからです。チームメンバーたちは各自各業種の仕事も持って日々色んな現場で作業していますが、同じ目線で同じ気持ちで仕事を引き受けてくれるために、今まで出来なかった事も可能になりました。

この最高のメンバーで、倉敷や岡山から離れた場所でも飛んで行き、責任を持って最高の仕上げを行っています。どんな内容の工事でも迅速に対応してやらせて頂きたいので何でもお気軽にご相談下さい。長年の経験を活かし、その地域に合った最善の塗装材料をご提案させて頂いています。

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