DIY失敗談、スプレー塗装をする時の注意点
今回、スプレーの塗装失敗体験談を寄せてくださった方は、玄関の門扉を塗装した時にスプレームラができてしまったという話でした。
塗装失敗体験談vol.004
- 【塗装を行った時期】:2017年12月
- 【何を作ろうとしたか】:玄関入り口の門扉の再塗装
- 【使用した、購入した道具、材料】:アサヒペン カラーアルミスプレー(http://www.asahipen.jp/product/detail.php?top_cat=04&cat=01&middle_cat=04&item_code=14863)、ワイヤーブラシ、新聞紙
年末の大掃除の時に玄関の門扉を塗装した時の失敗体験談
私が年末の大掃除の時に玄関の門扉を再塗装した時の失敗体験談をお話しします。30年ほど前のものだったのですが、デザインがかなり凝った門扉でした。毎年大掃除の時に掃除をしていたのですが、なかなか掃除が面倒だと思う箇所の1つでした。前回、塗装をしたのが10年程前でしたので、傷なども目立ってきたため、再塗装する事にしたのです。
手順としてはワイヤーブラシで砂埃などを落とし、水を掛けて洗い流し、乾燥させました。その後、周囲に塗料が飛散しない様に新聞紙で回りを養生しました。
準備が整ったところで「アサヒペン カラーアルミスプレー」で門扉を塗装したのですが、この時うまくいかないことがありました。なぜか、綺麗にスプレーされている所とムラがある所が出来てしまいました。結果として、塗布する前より汚くなってしまいました。私としては、なぜこのようになってしまったのかが全くわかりませんでした。前回は同じようにやり、上手くできたはずだったのです。スプレー缶の振り方が足らなかったのか、もしくは製品不良だったのか。。。再塗装をしなければ良かったかもとすら思ってしまいました。
スプレームラの原因は縦方向のスプレー噴射!?
塗料を全て剥離するのはとても面倒な作業だった為、いったん乾くまで放置する事にしました。その間に、新聞紙を使って何故ムラが出来たのかを検証する事にしたのです。すると、分かったことがありました。門扉に対してスプレーを横方向に噴射するとムラにならず綺麗に塗装されるのですが、門扉に対して縦方向に噴霧するとムラになる事が分かったのです。横方向ではスプレーしづらかったので、縦方向でスプレーをしたところ、スプレーをした場所がムラになってしまっていたため、原因は噴霧する向きにあると気付いたのです。
2時間程、乾かした後に今度は全て横方向でスプレーした所、問題なく綺麗に仕上げる事ができました。
スプレー塗装する時の注意点
外装塗装のワーキングベースのスタッフです。
今回、スプレーの塗装失敗体験談を寄せてくださった方は、玄関の門扉を塗装した時にスプレームラができてしまったという話でした。
スプレー塗装は、手軽に行う事ができ、後始末も楽な事から使い勝手が良いのですが、ムラなく塗装するのが結構難しいです。それは噴射の圧力と塗料の粒子の粗さの問題です。スプレーはそもそも噴射圧力が強くない上に、圧力が一定になりづらく、長時間使うと噴射力は落ちてしまいます。裏技としては、スプレー缶を湯煎して温めておくと、ガス力が上がります。
また、スプレーをする時は、一定の速度・間隔で噴射するのがコツです。そして、本体にスプレーする前に必ず新聞紙などでテストする事をオススメします。特に塗料を噴霧する向きや、噴霧量を確認する上でも一度テストをしてから吹きつけを行うと良いです。DIYで行う場合、自分の好み通り綺麗に仕上げたいと思っている方がほとんどだと思いますので、面倒ですがこのひと手間を忘れずに行うと良いと思います。
岡山、倉敷でリフォーム・外装塗装ならワーキングベース
私たちは、これまで旧屋号の小野塗装として2002年からの約16年間、建築塗装、橋梁塗装など岡山、倉敷で様々な大手建築会社、塗装会社の専属としてやってまいりました。屋号を改めたのは、ある物件のリノベーション工事で良い仕事をする他業種の仲間と出会うことができたからです。チームメンバーたちは各自各業種の仕事も持って日々色んな現場で作業していますが、同じ目線で同じ気持ちで仕事を引き受けてくれるために、今まで出来なかった事も可能になりました。
この最高のメンバーで、倉敷や岡山から離れた場所でも飛んで行き、責任を持って最高の仕上げを行っています。どんな内容の工事でも迅速に対応してやらせて頂きたいので何でもお気軽にご相談下さい。長年の経験を活かし、その地域に合った最善の塗装材料をご提案させて頂いています。