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DIY失敗談、スプレー塗装のメリットとデメリット

2018/01/28

 

今回、スプレーの塗装失敗体験談を寄せてくださった方は、アパートの靴箱の塗装時に、スプレーの塗料が壁にも付いてしまったという話でした。

 

塗装失敗体験談vol.007

 

スプレー塗料が壁にも付いてしまった

私のスプレー塗装の失敗体験談をお話しします。

一昨年、引っ越してきたアパートの靴箱の塗装が剥げていて玄関先の景観が気になったので、大家さんに許可を得て艶消しブラックスプレーで塗装をしたのです。ですが、スプレーが周りに飛び散ってしまい、塗料が壁にも付着してしまいました。壁への付着を考えて対処をしてから、作業すればよかったと、とても後悔しました。。。スプレー缶で塗装をする時には、壁への広がりも考えてから行ったほうが良いですね。

 

スプレー塗装のメリットとデメリット

外装塗装のワーキングベースのスタッフです。

今回、スプレーの塗装失敗体験談を寄せてくださった方は、アパートの靴箱の塗装時に、スプレーの塗料が壁にも付いてしまったという話でした。

「壁への付着」を考えて対処してから塗装すればよかったというお話でしたが、今回はスプレー塗装のメリットとデメリットについて書いてみたいと思います。

スプレー塗装のメリット事例

塗装を行う際、非常に広い平面の塗装を行う場合には、一般的には水性塗料をローラーと刷毛を使って塗装するのが便利です。しかし、塗装する面に凸凹がある場合には、刷毛塗りが中心となり、少々効率が悪くなるのが難点です。それに、ローラーや刷毛塗りの場合には、塗装後に道具を洗う必要があり、この洗浄が面倒であることもデメリットです。

このデメリットを解消できるのがスプレー方式の塗装です。複雑な形状にも、自由に噴き付ける事で塗装でき、刷毛ムラ等が生じない点も素人の方のDIYでの塗装にも最適です。事例として、この利点を生かして、私の知人が自宅の庭先のスチール製の柵状の扉の塗装を、上手に仕上げました。刷毛塗りでは大変な柵状のものに、スプレー塗装では一気に塗装ができ、その便利さに改めて感心をしたと言っていましたね。

中央部の取っ手部分は色が異なる為、全体をビニール袋で覆ってマスキングも簡単に行う事ができ、彼はこれに味を占めて、可能な限りスプレー塗装で塗装を行う様になったようなのですが、スプレー塗装にも難点があります。

 

スプレー塗装のデメリット事例

スプレー塗装のデメリットとは塗装部以外にマスキングを広く行う必要がある点です。ローラーや刷毛塗りの塗装の際にも、塗装をしてはいけない部分との境目にマスキングは必要です。しかし、このマスキングはテープをはみ出てはいけない部分の境目に貼るだけで済みますが、スプレー塗装でのマスキングは広範囲に渡って必要となり、これが最大のデメリットなのです。じゃあ、できるだけ近距離でスプレーをすればいいのかというとそうでもありません。

スプレー塗装は、一定の距離を置いて噴き付ける事で均質な塗膜を得られるので、近づけすぎるのは良くありません。したがって、噴霧した塗料が比較的広範囲に噴き付けられる事になり、マスキングテープ程度の狭い幅のマスキングでは不十分な場合がほとんどです。

スプレー塗装は、複雑な形状への塗装には向いていますが、塗装すべき所と、塗装してはならない所が入り組んでいる様な場合にはマスキングが大変で不向きと言えるのです。ローラー塗り、刷毛塗り、スプレー塗りの特質を知り、また何回か失敗も経験して、上手に使い分けられる事でDIYの腕も上がっていくでしょう。

 

岡山、倉敷でリフォーム・外装塗装ならワーキングベース

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私たちは、これまで旧屋号の小野塗装として2002年からの約16年間、建築塗装、橋梁塗装など岡山、倉敷で様々な大手建築会社、塗装会社の専属としてやってまいりました。屋号を改めたのは、ある物件のリノベーション工事で良い仕事をする他業種の仲間と出会うことができたからです。チームメンバーたちは各自各業種の仕事も持って日々色んな現場で作業していますが、同じ目線で同じ気持ちで仕事を引き受けてくれるために、今まで出来なかった事も可能になりました。

この最高のメンバーで、倉敷や岡山から離れた場所でも飛んで行き、責任を持って最高の仕上げを行っています。どんな内容の工事でも迅速に対応してやらせて頂きたいので何でもお気軽にご相談下さい。長年の経験を活かし、その地域に合った最善の塗装材料をご提案させて頂いています。

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